ネタバレも含みます。
「それは困る!」という方は、回れ右でお願いします
『え?三瓶先生と川内先生の関係って…』と、めちゃくちゃ気になるところで終わっていた第1話。
気になる2人の関係とは?
早速、第2話のレビューをしていきたいと思います
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ドラマ「アンメット」を簡単に紹介
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第2話 放送日時
2024年 4月22日(月) よる10:00〜
(関西テレビ・フジテレビ系放送)
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第2話 あらすじ
三瓶先生の助手とし、ミヤビは急遽手術で執刀することに。
その事実が院内で知れ渡り、ミヤビは主治医(大迫)と看護師長(津幡)から危険だと猛抗議を受ける。
ミヤビはそれを受け、後遺症のある自分ができる形で医療に携われることを模索していくようになった。
そんな中、サッカー強豪校のエースが試合中に倒れ、緊急搬送されてくる。
患者は、身体の左側の感覚を全て失う“左半側無視”という後遺症だと診断。
それでも、夢を諦めずリハビリを続ける患者に寄り添うが、
ミヤビは辛い現実も伝えなければならない時がくる。
ミヤビは記憶障害をもつ自分が主治医として務まるが不安を覚える中、
三瓶の「僕がそばにいますから」という言葉になぜか胸がざわつく自分に気づく。
日記を見てもその感情がなんなのかわからず首をかしげるミヤビ。
はたして、ミヤビの感情はなんなのだろうか。
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アンメット【感想】
#02 夢を失いつつある少年にどう寄り添っていくのか
(01 僕がそばにいますから)
左半側無視という、後遺症を持った青年の主治医につくか三瓶先生に聞かれるミヤビ。
記憶障害を持ってから、脳外科医としての職務に就けず。日を跨がずに済むサポートをメインにしてきたので、即答できずに思案していると
三瓶先生からの「僕がそばにいますから」の一言にミヤビはドキっとして佇んでしまう様子が描かれています。
普段、コーヒーに抹茶パウダー20杯も入れて飲んじゃうような、一見変わった先生に見えるけど…
記憶がなくても心が覚えているということなのか?
三瓶先生…気になり過ぎます
ストーリーとは逸れますが、セリフの無いシーンだからこそ
改めて杉咲花さんってすごい俳優さんだなと思いました
(02 君にしかできないことがあるはずだよ)
ミヤビは日々、丁寧に周りの人から教えてもらいながらも知らない仕事を目の当たりにするたびに記憶を失ったという事実に直面しています。
今日も屋上で、1人日記を読み返しますが日記で記憶を辿った内容は‥
大迫教授
脳外科は後遺症に悩む患者さんが多い、同じように後遺症のある君にしかできないことがあるはずだよ
川内先生、あなたは障がいのある人は人生を諦めて、ただ生きていればいいと思っているんですか?
諦めたく無いんですよね
この言葉たちを胸に、ミヤビは仕事に戻ります。
自分にしかできないこと。
なかなか見えない気もしますが、実は自分に一番近いところに眠っているのかもしれませんね。
記憶を覚えていても、心に響いた言葉ってメモしておくといいのかもしれませんね。
目の前のことで精一杯になっても、読み返すとまた心を奮い立たせてくれるお守りのようなものになる気がします。
(03 無いものにどう向き合っていくのか)
左半側無視。記憶障害。
無いものを認識することって、無いことが当たり前だと難しいしですよね。
そして、日々無いことに直面し受け入れて生きていかなければならない。
辛いはずなんだけど、ミヤビはそんな中でも自分の好きや諦めたく無いことに
どうしたら携わっていけるのか前向きに試行錯誤しながら進んでいます。
障がいに関わらず、日々に生活の中でも皆んな「無いもの」きっとあるんだろうなと思います。
でも、どう向き合っていくかはミヤビを見ていると
真似したくなるし、ミヤビの姿を見ていると不思議と元気まで出てきちゃう…
“好きでいることは諦める必要はない”関わり方は自分で工夫できますよね。
素敵だなと思う考え方でした。
ミヤビちゃんの言葉は、日々いいところばかりではなく、落ち込むときも向き合っている。
頑張っているミヤビちゃんの言葉だからこそ響きますね
(04 先生が俺のこと忘れても、俺がずっと覚えてるから)
また会いに来るよ。先生が俺のこと忘れても、俺がずっと覚えてるから。
この一言は、川内先生が主治医として担当した(左半側無視の)患者さんが退院する時にかけてくれた言葉です。
患者さんに自分の記憶障害をカミングアウトすることは、医師としてすごく勇気のいることだったと思いますが
この一言は誰が聞いても嬉し過ぎますよね。
川内先生が、主治医としてだけではなく1人の人間として向き合った結果だと思うと
確実に、自分が生きた1日が誰かにこうして繋がっていくという実感が湧いてきたのではないでしょうか
(05 これから言うことは日記には書かないでください)
事故の少し前、僕と川内先生は出会ってました。
僕たちは婚約してました。
以上。
急遽、仕事終わりの夜中に川内先生を呼び出した、三瓶先生のカミングアウトでした
えええええええーーーー!!
何?婚約?!ここで終わるの????という、エンディング
これから1週間、気になり過ぎて眠れぬ日々が確定しました(笑)
さいごに
人生をかけて、頑張ってきたことが一瞬にして無になる。
そんな非情なことってあるんですね。
今回の患者さん(サッカー青年)を見ていても、本当に心が苦しくなるシーンがありました。
病院を抜け出した患者さんと、ミヤビが高架下で話をしているシーンがあるのですが…
「障がいがあるからって、自分の人生諦めるのは悔しいからさ。
亮介くん(患者さん)も自分の可能性は自分で決めたいよね。」と声をかけます。
この言葉、障がいが有る無しに関わらず
実は、結構多くの人が“自分で自分の可能性を決めて諦めていることがあるのではないか”と
逆に胸に響きました。
自分に悔しいと思うのは、一生懸命な証拠ですよね。
私も、ミヤビちゃんのようなしなやかさを持ちたいとついつい思ってしまいました
次回予告
気になる第3話!