アンメット ある脳外科医の日記|8話ネタバレあり|三瓶が気になりつつも…綾野とデートへ

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ネタバレも含みます。
「それは困る!」という方は、回れ右でお願いします

アンメットも残すところ、あと3話!
続きが気になるけど、終わってほしくない…という複雑な心境です

ミヤビは日記に、三瓶先生に婚約していたことを告げられた日を思い出し、書き留めるシーンから始まります。

ミヤビちゃんも、少しずつ記憶を思い出してきましたね
早速、8話の詳細を見ていきましょう!

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もくじ

ドラマ「アンメット」について

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第8話 放送日時

2024年 6月3日(月) よる10:00〜 
 (関西テレビ・フジテレビ系放送)

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第8話 あらすじ


綾野の父・勲が、交通事故で頭部に外傷を負って運び込まれてくる。
手術は無事に終わるが、喜怒哀楽を抑えられなくなるという後遺症が残った父に代わり、
綾野が過疎地の診療所へ通うことになる。

Netflix出典

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アンメット【感想】
#08 三瓶が気になるミヤビ。過去の綾野からの告白を思い出し…

(01 綾野と麻衣は婚約解消?)

綾野は急に結婚破棄を言い出した麻衣に、理由を尋ねる。
ミヤビが原因かと聞くが、麻衣は“もっと大事なことがあるんじゃないの?”と問いただす。

婚約破棄の決意をしている麻衣は、綾野病院と綾野を救済する方法を考え
西島会長に交渉を試みるのであった。

一方、綾野は美術館でミヤビから言われた言葉をキッカケに
実家で麻衣が綾野の両親にいつも送っていた手紙を見てみる。

すると、そこには自分のことをいつも真っ直ぐに見守ってくれていた麻衣の気持ちを知り、
今までの自分の態度に後悔し、今更ながら麻衣への気持ちに気づくのであった。

普段、自分が受け取っている人からの感情や思いやり、優しさは目に見えるものだけが全てではないですよね。
改めて気づいたり知ったときに、自分はなんで気づけなかったのかと後悔してしまう経験、私もあります。

手紙を読んで気づいたときの綾野先生の気持ちも、
綾野を想っていた麻衣の気持ちも
両方考えると…私も感情移入し胸が締め付けられました

(02 綾野父の緊急搬送。無事手術は終えたが、後遺症が残ってしまう。)

緊急搬送されたきた患者がいたが、なんと綾野のお父さん(勲先生)だった。
無事手術は終えたものの、事故による頭部外傷の影響で「社会的行動障害」という後遺症が残ってしまう。

社会的行動障害とは?(症状を詳しく知りたい人は右の▼ボタンを押してね→)

交通事故や脳出血などで脳を損傷すると、後遺症として、記憶や注意などの 認知機能低下のほかに、「感情や欲求がおさえられない」「すぐ怒る」「何もやる 気がない」など、社会生活に大きく影響するような問題行動を生じることがあ ります。 このような脳損傷によって生じる行動障害を「社会的行動障害」と呼びます。
国立障害者リハビリテーションセンター「社会的行動障害の対応と支援」参照

恥ずかしながらアンメットを見るまで、社会的行動障害という病気があることを知りませんでした。

知らないと、ドラマでの説明もあるように我儘な人と思われて終わりそうですが
こういった医療知識を知ることがで、自分の目に写っている世界も
違う視野が広がってくるのかもしれないと勉強になりました。

綾野は父(勲先生)に代わり、暫くのあいだ実家の綾野病院に出向く。
そこで、綾野は大学病院とは違い地域に密着した綾野病院での医療の違いに気付かされる。
また、過疎地医療で診断を続けていると、綾野の父は以前は大学病院で同じくカテーテルなど最先端医療を学んでいたが自身の手術の後遺症が残った患者を診るために綾野病院を継いだことを知る。

ただ、過疎地医療を熱心にしているのかと思っていた父が、そこにいきつくまでの過程を知ったり
実際に過疎地医療を目の当たりにし、無くしてはいけないと思う感情が出てきたりと
綾野先生とお父さん(勲先生)の距離が縮まるお話でした。

親のことは身近な存在だと思っていても、本当は知らないことがたくさんあって
新しく築いてきた人間関係のように、何年たっても心通わせるようコミニュケーションは
大事だなと我が身を振り返る機会にもなりました。

身近な人だと、素直になることや先入観抜きで見ることが難しくなりつつあるので…
私も意識して努めていかなきゃだなと反省です。

(03 勲先生の本当の望み)

綾野は父(勲先生)に、麻衣との婚約破棄の代わりに綾野病院を救済してもらえるようになったことを伝える。
その際に父が綾野にかけた言葉です。

俺が望んでいるのは、お前が俺のために何かすることじゃない。
お前がお前のために生きてくれることなんだよ。

楓、悪かったな。お前が優しい子だってこと忘れてたよ。
今度はお前がやりたいようにやれ。
ドラマ「アンメット」セリフ一部抜粋

いつも頭ごなしに、楓の話を避けていた父の意外な本心が聞けて驚いたのは
楓だけでなく、皆さんも同じではないでしょうか。

皆んな、それぞれいろんな事情を抱えて生きていると思いますが
きっと自分のためだけではなく、“誰かのため”を思いながら行動していることって
少なくはないのかな?と思います。

綾野先生のように、優しければ優しいほど誰かのためを想った行動って多い気がします。

でも、人を優先しがちな綾野先生が、父からも“自分のことを大事にしてほしい”ということを伝えてもらえたのは
今まで“1人でなんとかしなきゃ”と思っていた綾野先生の心を大きく救ってくれたのではないでしょうか。

歳のせいか…勲さんの言葉にグッとくるものがありました

(04 3回の告白の結果は?ミヤビだからわかること。)

ミヤビが綾野の父(勲先生)の担当医になった。
詳細を綾野に説明をしている最中に、ミヤビは過去に綾野と二人で美術館に行ったことを思い出す。
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その様子を見ていた三瓶先生が話に割り込むシーン。

(ミヤビ)…あの、美術館に一緒にいきました?
(綾野)行ったよ。俺が“付き合って”って言ったの思い出した?
(三瓶先生)「断られたんですよね。」
(綾野)三瓶くんね。ミヤビちゃんも思い出してもないことを勝手に言うのはどうなの?
(三瓶先生)「3回。3回断られたんですよね。」

三瓶先生…間髪入れずに、断られた事実を回数まで更にたたみ掛けてくるあたり
綾野先生に敵意剥き出しで、めちゃくちゃ可愛いくないですか(笑)

三瓶先生ファンは分かると思いますが、こういうところですよねぇ(笑)

自然な笑顔で可愛い2人のオフショット

記憶を思い出すキッカケになればと、美術館にきた綾野とミヤビ。
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ミヤビが思い出した、美術館での場所で2人が話すシーンがあります。

(綾野)思い出した?俺がミヤビちゃんに告白したとこだよ。
ふはは。前も、そんな感じ。居心地悪そうだったなぁ〜
まぁ、わかってたけどね。3回断られたのも本当だし。
(ミヤビ)「好きな人でもいたんですかね?」
(綾野)いや、まぁそれは自分で思い出したほうがいいかな?

このシーンの、綾野先生の表情、皆さん見ました?

アンメットの俳優さん全員に共通して思うところですが、
皆さん“セリフにない間”の「表情」や「仕草」が、本当に巧妙で絶妙なんです。

言葉にしない、間や仕草、表情って
見ている側に想像を委ねて掻き立たせてもらえるので本当に見てて面白いです。

言葉にしない想いが、抜群に出ていて
それぞれのキャラクターがものすごく際立ってます!
サラッと見逃しちゃった人はぜひ見直してみてください

話が代わり…
綾野と麻衣の婚約破棄の話で、自分がどうしたかったのか綾野が悩む様子にミヤビがかけた言葉は…
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(ミヤビ)「あの、今日何回麻衣さんの名前出したか気づいてます?
私記憶が繋がらなくて、1つだけいいなと思うことがあって。

“今の気持ちがわかること。”


積み重ねがないから、

直感で余計なこと考えずに
今の、自分の想いがわかるんです。

このミヤビの言葉ですが、“なるほどな”と思ったのと、杉咲花さんの演技に納得のセリフでした。

以前から杉咲花さん演じるミヤビは、人の話を聞く時の姿勢が大袈裟でもなく、
相手に対して真摯で嘘がないなと感じていましたが…

ミヤビは1日しか記憶がもたないので
付け焼き刃の感情ではボロが出てしまうこともあるだろうし、本当に時間と人(自分自身含め)に対して誠実な人柄なんだなと思いました。

ちょこっと番外編(津幡師長との「たかみ」での会話)

居酒屋「たかみ」での会話です。

津幡師長に、今日は腹を割って話そうと言われミヤビとの関係を聞かれる三瓶先生。
沈黙の三瓶先生に代わり、星前先生が婚約していたことをついバラしてしまいます。

ですが、綾野先生とミヤビが2人で美術館に行ったことを知り、津幡師長が三瓶先生へアドバイスするのですが…
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(津幡看護師長)「いや、でもね記憶が戻ったからって、
その時の気持ちになるとは限んないのよ。
大事なのは…今のね、今の気持ちだよ。
………わかる?」
(三瓶先生)……(コクリと頷く三瓶)

津幡師長のこの心配な表情、わかります(笑)
最後に、コクンと頷く三瓶先生もずるいですよね〜

三瓶先生ファンは、“そういうとこ!”との声が聞こえてきそうなシーンでした(笑)

(05 美術館に行ってきたことを報告するミヤビ)

いつもクスッと笑ってしまうのは三瓶先生に多い気がしますが…
珍しくミヤビちゃんにクスッと微笑んでしまうシーンのお裾分けです。

(ミヤビ)「三瓶先生。あの今日、綾野先生と美術館に行ってきたんですけど、
特に何も思い出せませんでした。」
(三瓶先生)あそうですか。
(ミヤビ)「なので、綾野先生と2人で会うのはこれきりです。」
(三瓶先生)なんでそんなこと僕に言うんですか。
(ミヤビ)「…わかりません!」

三瓶先生のことが気になりつつも、記憶が思い出せるかもしれないと2人で出かけたものの
何もなかったことをきちんと三瓶先生へ伝えるミヤビちゃん。

ですが、三瓶先生はそっけなく突き放したような聞き方をしてしまうので
ミヤビちゃんも最後はそっけなくプイっと言って作業に戻ってしまいます。

もう…なんて可愛いんだ!と、2人のやりとりをニマニマ見てしまいました

さいごに

今回は、綾野先生と麻衣の関係に大きな変化がありましたね。

麻衣は初めの頃、ミヤビちゃんの敵なのか?
結構ひどいことしていないかい?と、心がアワアワしながら見ていましたが…
8話で払拭できてよかったです

また、綾野先生も政略結婚とは言えまだミヤビちゃんが好きなのかな?
と思っていましたが…麻衣への自分の気持ちに気づけたようで
結果それぞれがハッピーな方へいって一安心でした。

次回は9話!続きが気になります

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次回予告

気になる9話の次回予告です!

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